Regene4T 株式会社の研究成果
nature
“Japan may seek embryo cells from overseas”
VOL 405 p882
22 June 2000 Nakanishi T (中西 徹)
日本におけるES細胞研究の倫理的問題等を指摘した。
これ以降、日本でES細胞研究が進展する足掛かりとなった。
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再生医療研究を
行うきっかけ
Natureへの掲載
代表の中西が、いち早く日本のES細胞研究の倫理問題等を指摘しNatureに掲載されました。
これが、リジェネフォーティ―株式会社の再生医療研究における原点となっています。
新規幹細胞
『NEcST®細胞』
iPS細胞や間葉系幹細胞の研究の過程で、容易に治療に必要な細胞数を得ることができ、しかも神経に分化すると共に大量の神経修復因子を分泌する『NEcST®細胞』の樹立に成功しました。
NEcST®細胞の由来
について
NEcST®細胞は、間葉系幹細胞を改良して作り出した独自の細胞です。
幹細胞(間葉系幹細胞)の中で、特に神経分化能を持った細胞を単離、濃縮して樹立した細胞なので、幹細胞stem cell の「ST」と神経neuron の「NE」さらに濃縮concentration の「C」をとってNEcSTと名付けました。
NEcST®細胞による脊髄損傷治療実験➀
NEcST®細胞を脊髄損傷モデルラットに移植すると、受傷後すぐに細胞を移植する方法において運動機能が回復し、歩けないラットが歩けるようになることもわかりました。
このグラフは、脊髄損傷ののち早期(7日後)にNEcST®細胞を移植した、亜急性モデルラット治療の実験結果です。NEcST®細胞を移植したラット(グラフ内の●)において、運動スコアが10を超える程度に回復していき、歩行が可能になることがわかりました。
NEcST®細胞による
脊髄損傷治療実験②
NEcST®細胞を移植しないラットは、両方の後足あるいは片方の後足が全く動かず、これらを引きずった状態で主に前足の力で移動しています(上)。NEcST®細胞を移植したラットは、後足がほぼ自由に動くようになり、この足の力で自由に動けるところまで回復しました(下)。